【Q&A】カラーと白髪染めって何が違うの?

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▶︎Question
白髪染めってなんだか暗いイメージだな。

"そもそも、普通のカラーと何が違うの?"



▶︎Answer
正直な所、違いはほぼありません。
強いて言うなら、色の濃さです。 

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◎白髪を染める=カラーをする

髪の毛は、20段階の明るさの表記の仕方があります。
※職場でも指定があったりする、いわゆる〜レベルというやつです。
数字が大きくなるほど明るくなります。
自然な黒髪は'3レベル'から'4レベル'くらい、白髪は色素がゼロなので'20レベル'です。
通常のカラーは暗い髪を明るくするパターン(トーンアップ)が多いです。
ですが、就活などで黒髪にする学生さん、秋冬で落ち着いたカラーにしたい(トーンダウン)というご希望を持つお客様がこの時期非常に多いと思います。
白髪染めは、この20レベルの髪を通常の明るさに落ち着かせるトーンダウンと同じ原理です。
なので特別な薬品が入っていたり、カラー剤と違う何かを使うわけではありません。
いたって普通のカラーです。

◎白髪染めすると暗く感じることが多い

通常のカラーはアッシュやベージュ、ピンクなど薄い色(色味)をフィルムの様に被せることで柔らかい色を出しています。
しかし白髪自体には色素がないため、他の黒髪と同じ地毛の茶色(メラニン色素)を入れてあげる必要があります。
※ここで薄い色だけ被せると、非常にビビットな色が出てしまいます。
なのでブラウン系の色素が多く入ってますので、色が濃く出てきます。

白髪染め≠暗い
白髪染め=濃い

◎明るすぎる白髪染めは難しい

20レベルの髪の毛を通常の明るさにするにはかなり濃い色素が必要です。
明るいカラー=色素が薄い
色素が薄い(少ない)とトーンダウンしきれず中途半端な色に仕上がってしまいます。
※よく白髪染めして色が抜けてくるとキラキラ目立つのはこれと同じです。
最近は薬剤もよくなり、今までより2トーンほど明るく染められるようにはなってきました。
※ある程度、施術者の技術・経験・知識も必要です。
現状9レベルから10レベルが限界です。

◎白髪染めだからって色が選べないわけじゃない

今はどこのメーカーさんも様々なカラーバリエーションを提供してます。
ダントツ人気の'アッシュ'や艶重視の'ピンク'など普通のカラーとなんら変わらないラインナップです。
通常のカラーから移行しても変わらずお気に入りのカラーを楽しめます。

◎「白髪染め」と「カラー」を分ける必要がないのでは?

ここまで様々な違いを解説しましたが、いかに変わらないかがお分かりいただけたかと思います。
であればそもそも分ける必要もありませんね。
今、美容院の利用者平均年代は40代です。
白髪が気になり始めるお客様が最も多い世代です。
そんな方々に少しでも参考になればと思います。



kamiken.清明店 内田 貴真

1989.2.11

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